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写真家ソール・ライターに憧れて、和の色を探しに

花葉色(はなばいろ)の陽

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最近は、夏が長くなり紅葉もどんどん遅くなってきています。

ここ箕面市は滝道が有名で、いつも秋には紅葉が色づきます。それもやっと11月も半ばになり、このように見事に輝きました。

ひと時の秋を楽しみました。

 

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箕面市は大阪の北部 北摂というエリアです。

新大阪や大阪国際空港にも近く、とても生活しやすいところです。高台から南に目を向けると、大阪梅田の高層ビル群が霞の先に見え、北に目を向けると箕面連山がすぐそこにあります。ちなみにうちの家からは箕面の滝口まで歩いて行こうと思えばいける距離です。

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箕面市のホームページに観光の詳細がありますので、ぜひ遊びにきてください。

https://minohkankou.net/ 

 

 

 

紫陽花青(あじさいあお)の小径

 

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紫陽花の季節になりました。

雨上がりの紫陽花は、しっとりとたたずんでいます。

 

紫陽花といえば関西には、奈良の長谷寺をはじめ多くの名所があります。

私自身は名所の圧巻の紫陽花群を観るのも好きなのですが、こうして身近にそっと咲いている紫陽花が好きですね。

私は千里丘陵新御堂筋船場あたり)に住んでいますが、こうして緑の小径も残っていて、四季を感じることができます。

 

 

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そして、出会う鉄色(てついろ) 京都文化博物館の中庭にて

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京都文化博物館の旧館から新館に入る中庭から撮影しました。

京都文化博物館は、私のお気に入りの博物館の一つです。

とくに旧館は重要文化財にも指定されています旧日本銀行京都支店です。この写真は

この建物ではなく、この中庭にある休憩コーナーの鉄色(濃い緑色)をテーマに撮りました。

京都烏丸御池駅を下車して、東へ。そして右側にこの煉瓦の建物へ。旧銀行らしく重厚な飴色の太い柱、白い壁を抜けて、この煉瓦色に囲まれた空間へ。

そこで出会うとしたら、この鉄色しかないでしょ!!

傘の色にこの色を選んだ方のセンスのすばらしさに感激です。

とろこで、この深い緑をなぜ和の色では鉄色というのでしょうか。

鉄色(てついろ、くろがねいろ)は、鉄が焼かれるときに発するこの深い青緑の色から呼ばれています。藍染で出される色の中でも特に深い青色に対して適当な色がないことから広く用いられた色名です。明治初期から大正にかけて大流行した色だそうです。

そういうところからも、この歴史のある建物に特にマッチした色なのかもしれませんね。

 

 

京都文化博物館

京都市中京区三条高倉

地下鉄「烏丸御池駅」下車【5】番出口から三条通りを東へ徒歩3分

 

 

 

 

 

 

春を告げる草柳(くさやなぎ)色 

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4月も半ばになり、桜も散り始めました。

私はこの散り際も好きです。新しい芽吹きが桜と混じりあって、この時期でしか

味わえない色を出しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

雨の翠色(すいしょく)  大山崎山荘美術館

 

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大山崎山荘美術館の中庭を望む

 

 

 

 

大山崎山荘美術館の紹介

 

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 アサヒビール大山崎山荘美術館は、京都府大山崎町駅下車天王山の南麓にあります。美術館の本館は、関西の実業家 加賀正太郎(1888-1954)で大正から昭和にかけて建築されました。そのほか、安藤忠雄設計の「地中の宝石箱」「夢の箱」から構成されています。

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大山崎の駅を降りて、天王山登山口を少し登ると、山荘への入り口である「庭園入口トンネル」が日常と異時間との境界になります。建物とこのトンネル、あと茶室の彩月庵など六つの建物が有形文化財として登録されています。

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私のお気に入りは二階にある喫茶室です。室内の調度品を愛でながらのおいしいケーキや紅茶はもちろん、私はテラスで京都南部の山々の雄大な景色を観ながら、もちろんアサヒビールで一杯やるのが至福のひと時です。

 

ここには私の好きなモネの睡蓮が数枚コレクションされています。ほぼ常設で鑑賞できますので、お好きな方はぜひ行かれてはいかがでしょうか。大阪梅田から阪急電車京都線大山崎駅またはJR京都線大山崎駅、どちらも大阪から20分くらいです。